関節リウマチに於ける心房細動リスク増加という新しい知見、これが、関節リウマチ患者の卒中増加リスクと関連しているかもしれないという報告
Risk of atrial fibrillation and stroke in rheumatoid arthritis: Danish nationwide cohort study
BMJ 2012; 344 doi: 10.1136/bmj.e1257 (Published 8 March 2012)
長軸的国内登録ベースコホート研究
1997-2009のデンマークの入院・外来患者
15歳超のデンマーク住民で、1997年以前にリウマチ無し、心房細動無し、卒中無し
4182335名コホート、フォローアップ中、関節リウマチ 18247(平均発症年齢59.2歳)、フォローアップ中央値 4.8年間
関節リウマチ774名を含む156484名で、心房細動(年齢・性別マッチ化イベント発症率 1千名あたり 関節リウマチ 8.2 、 一般住民 6.0)は、補正発生頻度rate ratio (95% 信頼区間 1.31 to 1.51)
加え、165343名(関節リウマチ 718名)で卒中(関節リウマチ 1千名あたり 7.6、 一般住民 5.7)は、補正発生rate ratio 1.32 (1.22 to 1.42)
心房細動・卒中では、性別・年齢・若年高相対リスクの3層別すべてで、相対リスク増加するが、高齢者では絶対リスクの差は認めない
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