4年という一つの目安があるのだが、果たしてそれは正しいか?
Incidence of diabetic retinopathy in people with type 2 diabetes mellitus attending the Diabetic Retinopathy Screening Service for Wales: retrospective analysis
BMJ 2012; 344 doi: 10.1136/bmj.e874 (Published 22 February 2012)
2型糖尿病患者年次検診サービスによる改善可能糖尿病性網膜症の頻度検討
4年間の後顧的解析
57199名の2型糖尿病患者で、30歳以上、初回検診(2005-2009年)に網膜症エビデンスのない患者
治療改善可能糖尿病性網膜症年次・累積頻度
治療改善可能網膜症4年間累積 35027名で、1千名あたり 11.64
1年から4年次まで、網膜症年間頻度1千名あたり 124.94から66.59へ低下
治療改善可能網膜症は、2.02から3.54と増加
治療回復可能網膜症頻度は、糖尿病罹病既知期間、糖尿病発症年齢、インスリン治療有無と独立して相関。
10年以上の糖尿病歴のインスリン治療必要患者では、累積頻度は 1千名あたり1年次、4年時で9.61、30.99
現行推奨間隔は12ヶ月だが、2型糖尿病患者への検診間隔を広げることは可能だが、糖尿病歴10年及びインスリン治療は例外
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