免疫、炎症の相互作用による可能性がある
Inheritance of coronary artery disease in men: an analysis of the role of the Y chromosome
The Lancet, Volume 379, Issue 9819, Pages 915 - 922, 10 March 2012
9つのハプロタイプのうち、2つ(R1b1b2 と I)はブリテイン男性の90%のY染色体に見られる。
ハプロタイプ Iキャリアは、他のY染色体lineageに比べ、冠動脈疾患年齢補正リスク50%増加
BHF-FHS (odds ratio 1·75, 95% CI 1·20—2·54, p=0·004)
WOSCOPS (1·45, 1·08—1·95, p=0·012
joint analysis of both populations (1·56, 1·24—1·97, p=0·0002).
ハプログループ Iと冠動脈疾患リスク増加の相関は、従来の心血管・社会経済リスク要素と独立したものである
Cardiogenics Studyのmacropahge transriptome解析では、ハプログループ Iと他のY染色体 lineage の 様々な発現を示す 19の分子経路が、炎症・免疫と関連するコモンな遺伝子と相互関連し、その一部は動脈硬化頻度高い。
ハプロイドY染色体は遺伝子数が最も少ない。Y染色体の主要部分、MSY:male specific regionは、父親から息子に遺伝され、約27の蛋白をエンコードする単独のmulticopy geneを有する。
そんなY染色体だが、心血管疾患には存在感を示す。XYYというポリソミ-では心血管死亡率が高く、MSYの多型性が血圧増加、コレステロール関係の異常と関連する。
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