http://www.jc-angiology.org/journal/pdf/20034311/699.pdf
COPDは虚血性卒中の独立したリスク要素で、そのリスクは気道閉塞重症度悪化に従い増加する。頸動脈プラークの脆弱要素として、プラーク内出血と脂質コアの存在がある。
Rotterdam研究を利用した横断解析によるMRI検討
COPDでは頸動脈血管壁肥厚リスク2倍(オッズ比, 2.0; 95% 信頼区間, 1.44–2.85; P< 0.0001)、このリスクは気道閉塞と相関。
MRIにて、脆弱な脂質コアは対照の2倍(オッズ比,2.1; 95% 信頼区間, 1.25–3.69; P= 0.0058)
Chronic Obstructive Pulmonary Disease and Lipid Core Carotid Artery
Plaques in the Elderly: The Rotterdam Study
Lies Lahousse, et. al.
Am. J. Respir. Crit. Care Med. 2012; 187: 58-64. First published online
November 9, 2012 as doi:10.1164/rccm.201206-1046OC
この研究の真価は、寄与要素補正がやっぱりキモと思うけど・・・脂質コアなる検討を初めてしました・・・という顔見せ的論文の気もする。
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