2013年6月5日水曜日

インド・アーユルヴェーダ医学の前向き・多施設・ランダム化対照化トライアル

インド・アーユルヴェーダ医学の前向き・多施設・ランダム化対照化トライアル

研究プロトコール

Comparative effectiveness of a complex Ayurvedic treatment and conventional standard care in osteoarthritis of the knee -- study protocol for a randomized controlled trial
Trials, 06/04/2013  Evidence Based Medicine
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3664613/

40-70歳、有痛性膝変形性関節症(VAS 40mm以上/100mm)を対象に、
・メンタル治療・マッサージ・日記・ライフスタイル助言・食品選択、栄養サプリメント・ヨガ姿勢助言・膝マッサージと組み合わせたテーラー化 
・観察群は、自己ケア助言、疼痛治療・(過体重なら)減量アドバイス・現行ガイドラインに従う理学療法
15治療セッション・12週間

アウトカム評価は6週間、12週間、6ヶ月、12ヶ月後

プライマリエンドポイントは、12週後WOMACスコア変化
セカンダリエンドポイントは、WOMACサブスケールである、疼痛障害指数、疼痛・睡眠VAS評価、疼痛経験スケール、QOL指数、気分特性、患者満足度Likert scale、患者日記、安全性



「アーユルヴェーダでは、3つの要素のバランス・・・トリドーシャ、ヴァータ(Vata: 風)、ピッタ(Pitta: 火)、カバ(Kapha: 水)で、宇宙の5元素(空、風、火、水、地)が生体内で2つずつペアを作ることで作られる。すなわち、ヴァータは空+風、ピッタは火+水、カバは水+地で、ヴァータは体内で細胞レベルでの細胞内外・各内外の電解質・糖などの移動で動きすぎると風が乱れて電解質・糖などの動きが不調になる。ピッタは、TCA回路などの酵素などエネルギー生成源で、代謝維持に働く。カバは、水分・油分で、細胞膜・細胞質構造維持的働き・物質蓄積の働き。」
「カバ体質・・・本来体格や構造を作るドーシャで体格が良く、安定と重さ、粘着性が有り、肉体労働や運動に耐える、白髪が少なく、黒髪、しかし、肥満しやすく、気管支疾患にかかりやすく、湿気に弱いため関節の異常も起こしやすい」「ピッタ・カバ体質・・・カバの安定性とぴったのそつのなさにより成功しやすい人。ただ、油性・湿性がでやすく、肥満による脂肪肝や関節の炎症を起こしやすい」
「生活が不規則、心身ストレス加重だと、ヴァータが増悪、バー他体質の人は寒さ・感想が強くなる晩秋から冬、梅雨にかけヴァータ悪化し、疲労・いらいらが強く、手足が冷たくなり、間接や腰が痛むなどのヴァータ過剰症状が出てくる。ヴァータの質と相反する質を持った生活を心がける。心身急速・規則正しい生活、音楽・香りでリラックスする、食事は温かいもの・油のある程度ふくむもの、入浴で体を温める、冷たい風に当たらないようにする、マッサージ、ごま油のオイルマッサージ」
「アーサナは座禅、季候と同じように呼吸と体の動きを合わせる、個記事に筋肉の緊張が低下し間接が柔軟に」
(補完・代替医療アーユルヴェーダとヨーガ [単行本]から抜き書き)

アーユルベーダ医療薬品中の重金属に注意 2004年 12月 18日

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