2013年6月5日水曜日

COPD:間葉系幹細胞注射によりCRP減少、副作用認めず しかし、QOL・肺機能には改善効果無し



COPD患者への間葉系幹細胞:MSC全身投与による抗炎症効果、そして、肺機能・QOL改善効果狙いの研究


52名への二重盲験 IV注射投与 MSCs (Prochymal; Osiris Therapeutics Inc) 
 4ヶ月毎 (100x106 個/注入)、2年間フォローアップ

エンドポイントは、安全性評価、肺機能、アンケートQOL評価、6MWT、全身性炎症評価

A Placebo-Controlled, Randomized Trial of Mesenchymal Stem Cells in COPD Daniel J. Weiss, et. al.
Chest. 2013; 143(6):1590-1598. doi:10.1378/chest.12-2094

2年フォローアップ 74%
注射毒性、死亡、重大副作用認めず

COPD急性増悪回数、疾患増悪などMSC治療での副作用有意増加認めず

肺機能、QOL指標に関し有意差認めず

CRP値有意減少が見られた

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note