"andropause"を学会名にしてる・・・・
EMAS position statement: Vitamin D and postmenopausal health
Maturitas Volume 71, Issue 1 , Pages 83-88, January 2012
http://www.maturitas.org/article/S0378-5122%2811%2900365-3/abstract
閉経後ビタミンD 600 IU/日、71歳以上は800 IU/日を推奨とするというポジション・ステートメント
25-hydroxyvitamin D [25(OH)D]測定によりビタミンDの状況を判断し、至適rangeを 30-90 ng/mL(75-225 mmol/L)とするが、国によって、日照日数・緯度・経度・大気汚染・皮膚の色・着衣習慣などで、この推奨範囲は異なる。
- ビタミンD不足・欠乏の認識を臨床家は持たなければならない。ヨーロッパでは70%の人々に影響がある(日照時間が多い国でも)。
- 健康閉経後女性は一日15分、週3-4回の日光浴、あるいは800-1000 IU/日のサプリメント補給を
- 適切な値となったら、血中25(OH)低濃度女性は4000~10,000 IU/日投与必要。
- 特異的テーラー化ビタミンDサプリメントは合併肥満女性で必要で、胃腸バイパス手術前後、吸収不良症候群、and/or 肝臓・腎疾患で必要。
- 適切な量のビタミンDと特異的な骨保存治療はビタミンD不足、骨粗鬆症、and/or骨折既往のある女性では適応。ビタミンD濃度低値と関連するリスクが無い場合は、800-1200 IU/日の投与量にすべき
ENDOで発表 : ビタミンD欠乏に関する評価・治療・予防ガイドライン 2011年 06月 14日
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2011年度
転倒に関連する要因としての多重ロジスティック回帰モデルの中に1)年齢、2)通常歩行速度、3)血清アルブミン、4)血清25(OH)Dを示している (p47)
サプリメント、カルシウム薬として1日500mg異常摂取しないように注意する必要がある。また、ビタミンDとの併用時は高カルシウム血症にも注意が必要である。(p64)
日本の臨床ガイドラインでも、ビタミンD指標として、 25(OH)Dを指標としているわけだが・・・保険未収載は続く・・・
ビタミンD生理学(Prog Biophys Mol Biol. 2006 Sep;92(1):4-8. Epub 2006 Feb 28 )
http://intmed.exblog.jp/8188012
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