COPDのAntielastin autoimmunity :抗エラスチン自己免疫仮説
COPD患者レベルで検討し、エラスチン特異的末梢T細胞反応をサブグループ検討
結論としては、COPD患者レベルでは、エラスチンへの全身性自己免疫反応同定できず
しかし、collagen-V介在自己免疫が喫煙者サブグループで増加し、COPDの病因に関与?
Chronic obstructive pulmonary disease
Original article
Antielastin B-cell and T-cell immunity in patients with chronic obstructive pulmonary disease
Thorax doi:10.1136/thoraxjnl-2011-200690
COPD患者で、エラスチンへの抗体価増加せず、むしろ、重症COPDでは減少(P<0.001)
低抗エラスチン抗体価は、CT判断肺気腫群でも認めあれた。
エラスチン特異的INFγ介在TヘルパーT細胞反応はCOPD有無に関わらず、喫煙者群で認められなかった。コラーゲン I-介在 T-細胞反応も同様。
一方、喫煙対照群・COPD患者群で、非喫煙者群に比べ抗コラーゲンV反応は有意に増加(p=0.008)
コラーゲン V-介在 T-細胞反応は、COPDと喫煙対照群で区別出来ない
COPD病態形成上のヒントにもなってない・・・
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