Major depressive disorder and accelerated cellular aging: results from a large psychiatric cohort study
J E Verhoeven, et. al.
Molecular Psychiatry , (12 November 2013) | doi:10.1038/mp.2013.151
大うつ疾患(MDD)は、加齢関連身体疾患である、心臓疾患、糖尿病、肥満、がんなどと関連する。これは、生物学的加齢を促進していると示唆され、テロメア短縮を示す。
オランダのデータセット、現行MDD 1095名、寛解MDD 802名、対照 510で、MDDが生物学的加齢促進するか、うつ特性である重症度、期間、精神疾患活動性薬剤がどのように影響を与えるか検討。
テロメア長を、定量PCRを用いた、テロメア配列コピー数(T)/単遺伝子コピー数(S)で評価、T/Sをもとめ、塩基ペアに変換(bp)
MDD診断とMDD特性は、自己報告アンケート、構造精神疾患インタビューで決定。
対照では平均 bp 5541
社会住民統計補正TLは、寛解MDD患者(bp=5459)、現状MDD患者(bp=5461)で短縮( P=0.0140.012)
健康・ライフスタイル変数補正後、相関性は減少せず
現行MDD患者内で、個別解析ではうつ重症度高いほど、うつ症状期間長い(4年内)ほどTL短縮と関連。
結果からみると、用量依存的に、重度・慢性MDDではTLもっとも短縮。
うつ暴露のimprintがしめされることももう一つの知見
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