2012年1月18日水曜日

小児:低出生体重児に対するカフェイン投与は5歳時点で効果認めず

低出生体重児いうより、極早産だとおもう very preterm infant

18ヶ月齢では、脳性麻痺や認知機能の遅れを減らす効果があることはしられているが、その後の年齢を重ねたときの影響の報告は少ない。

未熟児無呼吸発作に対するカフェイン治療が、学童初期(5歳)に影響をあたえるか?


Survival Without Disability to Age 5 Years After Neonatal Caffeine Therapy for Apnea of Prematurity JAMA. 2012;307(3):275-282. doi: 10.1001/jama.2011.2024

5年間フォローアップで、1540、500-1250gの生下時体重

複合アウトカム:5歳時の生死、1つ以上の運動機能障害( Gross Motor Function Classification System level of 3 から 5) 、認知機能障害(IA<70)、行動異常、健康一般状態、視力障害

死亡・機能障害結合アウトカムは、カフェイン割り付け 833名とプラシーボ割り付け 807名で有意な差は認めない(21.1% vs 24.8%; odds ratio adjusted for center, 0.82; 95% CI, 0.65-1.03; P = .09)。

死亡率、運動障害、行動異常、一般健康状態、聴覚障害、視力障害に2群に差認めず。
認知機能障害頻度は18ヶ月齢より5歳児の方が少なく、2群間同様 (4.9% vs 5.1%; odds ratio adjusted for center, 0.97; 95% CI, 0.61-1.55; P = .89)

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