2012年1月18日水曜日

非チエノピリジン系cangrelorのCABG術、bridging使用トライアル

非チエノピリジン系のADP受容体P2Y12阻害薬cangrelorは注射製剤で、血小板の凝集を促進する作用P2Y12の抑制により血小板機能をreverseする。そして、迅速性、予測可能性、可逆性という点での優越性がしめされている(http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=11453)。そのため、thienopyridine(チエノピリジン)誘導体治療患者のbridgingのために用いることが考慮された。 clopidogrelのような抗血小板薬が出血リスクを最小化するため術前では4-7日中止が推奨されている。 しかし、このストラテジーでは、血栓症リスク増大と関連する。 210名のthienopyridine服用中CABG手術待機的患者のランダム化プラシーボ対照化治験 血小板機能を連日評価により、cangrelorで血小板抑制高度維持に関連することが、プラシーボ比較で示された。 Bridging Antiplatelet Therapy With Cangrelor in Patients Undergoing Cardiac Surgery A Randomized Controlled Trial JAMA. 2012;307(3):265-274. doi: 10.1001/jama.2011.2002

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