2012年2月16日木曜日

歩行速度・握力と、認知症・卒中発症の関連

情報ソース:How Fast You Walk and Your Grip in Middle Age May Predict Dementia, Stroke Risk
http://www.sciencedaily.com/releases/2012/02/120215185850.htm


学会前メディアへのリーク記事ってあんまりイメージよくないが・・・”National Heart, Lung and Blood Institute's Framingham Heart Study and by the National Institute of Neurological Disorders and Stroke and the National Institute on Aging.と、Framingham Heart Study関係の知見

"American Academy of Neurology's 64th Annual Meeting in New Orleans April 21 to April 28, 2012”

11年間フォローアップ2400名の男女で、平均62歳評価の歩行速度、握力、認知機能検査

34名が認知症、70名が卒中発症

中年時点での、遅い歩行速度のものは、早い歩行速度のものに比べ、1.5倍ほど認知症発症しやすい。強い握力は、弱い圧力に比べ、65歳時点での卒中リスク42%程度減少。

歩行速度の低下は脳の容積、記憶の不良パフォーマンス、言語、意思決定能力と関連。
握力は、総脳容積、認知機能パフォーマンスと関連。




高齢者歩行速度は予後推定因子である 2011年 01月 05日
 

BMJ恒例クリスマス企画2011:70歳以上男性歩行速度:ROC解析 The Grim Reaper  2011年 12月 17日
 

歩行速度が遅いと死亡率アップ:心血管死亡と関連 2009年 11月 20日
 

歩く速度の改善 2007年 07月 03日
 

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