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・ SAVE ONCO :超低分子ヘパリンセムロパリン がん化学療法治療中深部静脈血栓予防治験 2011年 06月 08日
Semuloparin for Thromboprophylaxis in Patients Receiving Chemotherapy for Cancer
転移あり、あるいは、局所的に進展している固形がんをランダムに割り付け
・皮下投与 セムロパリン 20mg×1回
・プラシーボ
プライマリ有効性アウトカムは有症状深部静脈血栓・非致死性肺塞栓・静脈塞栓血栓の組み合わせ
3.5ヶ月の治療期間中央値
静脈血栓塞栓 セムロパリン群 20 / 1608 (1.2%) vs プラシーボ 55 / 1604 (3.4%)
(ハザード比, 0.36; 95% 信頼区間 [CI], 0.21 ~ 0.60;
P<0.001)
ベースラインリスクや癌発生母地・ステージによる再定義サブグループでも一致した効果。
臨床的に明瞭な出血頻度は、それぞれ、2.8% vs 2.0%
(ハザード比, 1.40; 95% CI, 0.89 ~ 2.21).
大出血 19 /
1589 (1.2%) vs 18 / 1583 (1.1%)
(ハザード比, 1.05; 95% CI, 0.55 ~ 1.99)
他のすべての副事象イベント頻度は同等
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